コレクタブル・ミニチュアゲーム「Dreamblade」って何?
Dreambladeをまったく新しいカテゴリーのゲームだと言う人もいます。現存の様々なカテゴリーを混ぜ合わせた物だと言う人もいます。全員に共通しているのは、Dreambladeがミニチュアによるストラテジーゲームだということです。
Dreambladeのデザインの際に、我々はそれぞれのカテゴリーで人気のあるゲームのポイントを調べ、それらの要素を取り入れようとしてきました。一方で、それぞれのカテゴリーでうまくいっていない内容も調べた上で、それらの要素を改良するための異なった案を探してきました。
例えば、多くの人々はカードゲームの繰り返し遊べる点が気に入っています。これは、ゲーム毎に引く手札が、毎回新しい物になっていることによるものです。Dreambladeではこの長所を取り入れるために、毎ターン部隊を編成する段階で乱数の要素を採用しました。
同時に、多くの人々はミニチュアゲームの駒が格好良いことが気に入っています。この方向でもプレイヤーにアピールするために、我々はDreambladeのミニチュアをできるだけ大きくして、造詣も格好良いものにするか、怪しげなものに仕上げました。
さらに我々は、D&DやStar WarsやAxis & Alliesのミニチュアゲームのような詳細な戦術グリッドではなく、5×5マスの戦略マップを採用しました。こうすることで、Dreambladeでは視線の測定や移動のマス目を数える行為が無くなりました。
また、我々はゲーム上で必要なあらゆる物をミニチュア上に表記することにしました。各クリーチャーのベースの上にはすべての数値と能力が書かれているので、ミニチュアを一目見ればそれが何をするものなのかを理解できます。特殊能力について詳しく知りたければ、ミニチュアのベースの裏面には、その能力の詳細が書かれたシールが貼られています。シールのサイズはMagic: the Gatheringのテキスト欄のサイズとほぼ同じ大きさです。
ゲームの基本コンセプトを単純にし、素早く把握できるようにすることで、ルールを覚えること事態は簡単になっています。それでもゲームのプレイングや特殊能力の相互関係といったところは十分複雑になっています。ゲームを学ぶことは簡単ですが、ゲームに勝つことには挑戦が待っています。
最後に、我々はこのゲームをトーナメントのために最適なものにしたいと思っていました。これは調整において常に念頭に置かれていたものです。ゲームの準備には時間はかからず、プレイ自身もテンポよく進むものになっています。
ミニチュアのサイズは?
ベースのサイズは、D&Dミニチュアのゲームの(オーガなどの)大型クリーチャーと同じサイズです(40mm)。クリーチャー自身の大きさは様々ですが、平均してD&Dミニチュアの大型オーガやドラゴンと似たようなものです。
Dreambladeの発売はいつ? 最初のトーナメントは?
Dreambladeの発売は2006年の8月で、GenConの直前です。GenConでは、賞金総額$20,000の初の大型トーナメントが開催されます。この賞金はすべて優勝者のものというわけではなく、上位64人に与えられます。事実、組織化プレイ物目標の一つが、勝利を多くの異なった場所の多くの人々に分け与えることにあるからです。